熊本地震では弟が持っていたスマートフォン用のバッテリー(充電器)が役に立ちました。
スマホがあれば電話ができますし、何といってもいろんな情報を得ることが出来て便利です。
しかし、スマホの弱点はバッテリーの消耗が早いことです。
私が使っているiPhoneは普通に使ってバッテリーが持つのは2日位です。
本震の朝、お隣の家の前の電線が切れて垂れ下がっていました。
これは危険だと九州電力にスマホから電話をかけますが、電話は一向につながりません。
2時間近くかけ続けてやっとつながりました。
しかし、ほとんどフルに近かったスマホのバッテリーは半分以下に減っています。
困ったなと思っていたところに弟がスマートフォン用のバッテリー(充電器)を持ってきたんです。
これは助かりました。
弟曰く自分のスマホは充電したから、兄貴のスマホ1台くらいなら大丈夫だろうとの事。
弟がが持っていたスマートフォン用のバッテリー(充電器)はUSBケーブルで接続するタイプで、パソコンのUSB端子につないで充電するタイプのものでした。
後日調べてみると、この手の商品は2,000円前後から販売されているんですね。
しかし、このバッテリー(充電器)は当然充電していなければ何の役にも立ちません。
台風や大雨は地震と違い、事前にやってくることが分かっています。
ですから、スマホのフル充電に加え、このスマホバッテリー(充電器)もフル充電しておくと大変便利です。
手動式のスマートフォン用バッテリー充電器もある
上述のスマートフォン用のバッテリー(充電器)は充電していなければ意味がありません。
私のように常に充電していたかわからないような人間には不安が残ります。
そこで、非常時に手回しで使えるバッテリー充電器はないかと調べたらあるんです。
それも懐中電灯やラジオといった便利な機能まで付いているものが。
こっちの方が現実的だと内容についていろいろ調べてみました。
結論とすると、残念ながら充電できないことはありませんが、そのパワーはとても弱いようです。
商品にもよりますが、毎秒2回転の速さ(1分間に120回以上の速さ)で1分間回したら、スマホで約1分電話できるレベルみたいなんです。
これって、結構大変そうです。
しかも、ちょっとでも回転が遅くなると充電しなくなるみたいなんです。
電流が弱く安定しないとスマホが壊れてしまうのでスマホ自体が充電を拒むんです。
とにかく回し続ける必要があり、やがてハンドルをつまむ親指と人さし指が痛くなってしまうという意見が多く見られました。
しかし、10分頑張れば10分通話可能な電力は得られますので、最終手段としてはアリではないでしょうか。
太陽光(ソーラー)のスマートフォン用バッテリー充電器もある
さらに調べたら、太陽光(ソーラー)のスマートフォン用バッテリー充電器もあったんです。
太陽光(ソーラー)式ですから、夜間は充電できませんが、日中ならほっといても勝手に充電してくれます。
驚いたのは発電するだけでなく、蓄電もできるんです。
それも太陽光だけでなく、パソコンのUSBや家庭用コンセントからも蓄電できるんです。
ということは、弟が持っていたスマートフォン用のバッテリー(充電器)に太陽光(ソーラー)発電機能が付いていることになります。
これは優れものです。
価格も安いもので2,000円くらいからあります。
ものぐさな私には手動式よりこっちの方が断然良さそうです。
シンプルなスマートフォン用のバッテリー(充電器)との違いはその大きさです。
スマートフォン用のバッテリー(充電器)はサイズがとてもコンパクトで持ち運びが便利です。
一方、太陽光(ソーラー)のスマートフォン用バッテリー充電器は太陽光パネルがあるため、その分サイズが大きくなります。
サイズはスマホ本体を一回り大きくしたサイズのものが多いようです。
車のシガーソケット式アダプタ充電器
車についているシガーソケットから充電するアダプターです。
これなら、車の運転時にも簡単にスマホを充電することができます。
シガーソケット式アダプタには2ポート式もあり、これならスマホやタブレットを2台同時に充電することができます。
価格も500円前後からあり、こちらもお手軽です。
電話だけでなく、情報収集でも欠かせないスマホは震災の際のマストアイテムでもあります。
スマホの弱点はバッテリーの消耗が早いこと。
様々な電源を確保しておくことで、いざという時も安心です。