飲料水だけでなく、水洗トイレの水のような生活用水の確保も大切です。
熊本地震に被災した際、困ったのは生活用水です。
生活用水と一言で言っても色々ありますが、最も困ったのは水洗トイレを流す水なんです。
洗濯などできませんし、風呂も入れません。
それは仕方ないんですが、トイレだけはどうしようもないんです。
小だけなら何とかなりますが、大はそのまま放置するわけにはいきません。
おまけに、水洗トイレを流すにはバケツ1杯、約10リットルの水が必要です。
10リットルの水って結構な量なんです。
水洗トイレを流す水として役立ったのが浴槽に溜めた水でした。
私は浴槽に水を溜めていなかったんですが、隣にある実家で母が浴槽に水を溜めていたんです。
これも地震があって溜めたのではなく、風呂の残り湯を洗濯に使おうと溜めていたものだったんです。
ですから、入浴剤入りの薄い緑がかった水(残り湯)でした。
これが本当に役に立ったんです。
ですから、まだ水道が出るうちに生活用水の確保として風呂の浴槽一杯に水を溜めましょう。
必ず役に立ちます。